夏至
- 瑠璃鍼灸院

- 2021年6月22日
- 読了時間: 2分

6/21は今年の夏至でした。
一年で最も高く太陽が昇り、最も昼の時間が長い日でした。
今日からは徐々に昼の時間が短くなりハズではありますが
多分体感的にはそんなに変化は内でしょう。
また七十二候では「乃東枯る」
これはウツボグサ(別名:乃東)
がこの時期花が咲き終えると枯れたような茶色になることから
こう呼ばれているようです。
海外では日本での夏至にあたるこの時期には
「未婚の女性が自分の持ち物をイチジクの木の下に置くと将来の夫の夢が見られる」
「男性神と女性神の出会いを祝う意味がある」
などなど恋や出会いに関する言い伝えがあるようです。
日本に特に夏至にまつわる言い伝えなどはないと思いますが
どうでしょうか、自分が知らないだけかもしれません。
今は梅雨真っ盛りです。
ジメジメしたりして湿気が多い季節です。
東洋医学では
病因を「内因・外因・不内外因」と捉えますが
この時期のジメジメに乗じて内因の一つ「湿」が邪気になることが多くなります。
特徴は
1、陰性の邪気で人体の下部を犯しやすい
〇水腫や脚気など下半身を中心とした症状が出やすい
2、重く停滞する。
〇だるさや体重節痛(関節の痛みや腫れ)が出やすい
〇症状が治りにくかったり再発し易かったりする
3,脾胃を犯しやすい
〇消化吸収能力が落ちるため浮腫や下痢気味になったりしやすい
こんな症状が出たらジメジメ湿邪のせいかもしれません。
湿邪に対する治療ももちろんやっておりますので
お困りでしたら是非お声がけください!




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