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病因

  • 執筆者の写真: 瑠璃鍼灸院
    瑠璃鍼灸院
  • 2022年9月21日
  • 読了時間: 2分

病因はいわゆる病気の原因というやつです。

3つに大別され「内因」「外因」「不内外因」です。


外因.外因は人体を外部から発病させる原因のことを指し「風・寒・暑・湿・燥・火」の気が外邪にあたります。


元々この六種の気は正の気であるのですが過剰であったり不足であったり季節に反して出現した場合、人体に影響を与えて病を引き起こす原因となってしまいます。


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陰陽の分類では陽の性質があります。

陽の気は上昇する性質があるため風邪は体の上部に侵襲してきます。

また、体のバリア機能である「衛気」にダメージを与え抵抗力を下げてしまいます。


他に風邪は病状や症状のある場所が変化しやすいという特徴があります。

そして「百病の長」ともいわれるほど重要な発病因子でほか外邪を引き連れて体に侵入し更に激しい症状を引き起こします。


陰陽では陰の邪気にあたります。

体内に陰の気が入ることで陰陽のバランスが崩れ陽の気が衰えてしまいます。

その結果、体温を温める機能が低下し悪寒などの症状が現れてきます。

陽気が弱ることで気血の運行が悪くなり渋滞が起こってしまいます。その渋滞か所に痛みが現れます。

寒いと体が縮こまることを体験した方は多いかと思います。寒邪には収縮・収斂の作用があり体表に現れると体が縮こまる、血脈に現れると気血が滞り頭痛などの症状を誘発することがあり餡巣。

そして寒邪は臓腑を直接攻撃し病気を引き起こすことがあります。


陽の邪気で盛夏の時期にのみ見られる外邪です。

火の邪気で高熱や大汗、のどの渇きなどの症状がみられます。

陽の邪気なので「上昇」して「発散」する性質があります。

湿邪と一緒に体内に侵入すると手足のだるさや胸苦しさなどの症状があらわれます。



寒邪も風邪も身近に感じられる邪気でおなじみのよう感じがありますが、「百病の長」であったり「臓腑を直接l攻撃」できたりとなかなか厄介なものであることがうかがえます。

「たかが風邪、たかが寒気」と侮っていると大病につながってしまうのはこういった点も関係していると考えられますね。



 
 
 

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