痛み
- 瑠璃鍼灸院

- 2024年10月15日
- 読了時間: 1分

急にどうした
って感じですが。
痛みとは何か。
これはいわゆる生体に対するアラームの役割があるといえます。
行動の抑止や回復行動を促したり、痛みの記憶から危険行動の抑止など生存のために必須の防御反応といえます。
痛みは皮膚や臓器で生じた刺激で生じます。刺激の素は物理的ダメージであったり炎症が主な要因です。
また心理的ストレスによる痛み、というのも存在し原因がなくとも不安や鬱などのストレスが脳や脊髄の痛みの調節を行う機能が異常をきたし実際の痛みとして知覚してしまうようです。「痛覚変調性疼痛」
慢性痛
よく聞くワードだと思います。
怪我や病気によって起きた痛みは「急性痛」というのに対して
3ケ月以上の長期にわたって痛みが存在する状態を「慢性痛」と言います。
これは体の痛みに加え長期の痛みストレスによる痛覚変調性疼痛が組み合わさって起きていると考えられています。
人の痛覚のメカニズムはまだ完全には解明されていないようでこれから解き明かされていくことが期待されています。
参照:東洋医学はなぜ効くのか 山本高穂・大野智著 講談社2024/5/20




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