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除菌

  • 執筆者の写真: 瑠璃鍼灸院
    瑠璃鍼灸院
  • 2023年4月11日
  • 読了時間: 2分

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クレベリンの大幸薬品が約6億円もの課徴金の納付を命じられました。


クレベリンは空間除菌ができると謳っているのに裏付ける根拠がなく、景品表示法の優良誤認(実際のものよりも著しく優良であると示すこと)にあたるとされました。


コロナ禍になってから除菌や消毒といったものが注目されてきましたがクレベリン自体はコロナよりも前から販売されています。

二酸化塩素を主とした空間を除菌する商品ではあるものの

「医薬品」扱いではなく「雑貨」として販売されています。


一般的には薬品会社が出しているものであるから何となく科学的、医学的根拠がありそうなものですがその実は効果も安全性も担保されていなかった、というものでした。


その効果、安全性については

「消毒剤の空間への噴霧は推奨されない」(WHO)

「空気や環境表面の除染方法としては不十分である」(CDC)

「これまで、消毒剤の有効かつ安全な空間噴霧方法について、科学的に確認が行われた例はない」(厚労省)

などポジティブな発言は見られませんでした。


2014、2022にも優良誤認の指摘を受けウェブサイトの文言修正などを行っていたが根本的な解決には至っていないようで今回のような6億を超える課徴金命令となったようです。


数ある商品を一つ一つチェックするのはほぼ不可能ですが「前」があるということは一旦調べてみる方が賢い選択かもしれません。


 
 
 

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