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病因2

  • 執筆者の写真: 瑠璃鍼灸院
    瑠璃鍼灸院
  • 2022年9月23日
  • 読了時間: 1分

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次は

湿

梅雨や秋の長雨の時期で「脾」と関係があります。

今の時期に相当するでしょうか。

湿は下流に流れる性質がある邪気で人体の下部を攻撃することが多く「むくみ」などとして症状が現れることが多いです。

その他にも「重く停滞する」という性質があり体が「重怠く」感じられたり、邪気が「停滞」するため治りにくいということも特徴的です。


陽の邪気であり肺と関係があります。

その字の通り乾燥させる邪気で体内の水分である津液を損傷させます。

そうすると皮膚の乾燥やのどの渇きを訴えることがあります。


暑邪と似ていますが上位互換のような存在です。

陽の邪気のため上に向かう性質があり顔や頭・精神に影響が現れます。

また、体内の火の力の影響で水分が消耗しやすくなっています。

そして陰分不足の影響で筋肉に痙攣や強直

火が脈絡を損傷してしまうと”動血”という現象があらわれ体の各所から出血する異常出血が起こります。

火が深く入り込むと癰腫や瘡瘍などができることがあります。


病因は季節によりなりやすいものや関係の深い臓腑などがあり

特徴的な症状が出たりと興味深い点だと思います。


以上が外因と呼ばれる外からくる病の原因です。

次回は体の内側、特に感情が過度になる事でおこる病因である「内因」です。

 
 
 

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