病因3
- 瑠璃鍼灸院

- 2022年10月1日
- 読了時間: 1分

今までのものは体の外部からやってくる病の原因でした。
今回は
体の内側から現れる病の原因で主に「過度の感情」を指し
代表的なものは7つあるので「七情」・五臓の関係から「五志」とも呼ばれます。
七情は
怒・喜・憂・思・悲・恐・驚
怒⇒怒り
喜⇒楽しみ喜ぶ
憂⇒心が滅入って病む
思⇒深く考える
悲⇒心を痛める
恐⇒心の中が穴のように空虚になった状態
驚⇒驚き・慌て恐れること
このような感情を長期にわたって持っていたり、強い精神的打撃を受けたりすると病の原因となってしまいます。これによって気血の巡りを悪くし、対応する五臓を傷つけてしまいます。
古典にあたると「怒」の感情はやはりマイナスの効果が高いですね。「肝を傷つける、気を傷つける、気血逆上」などなど
今は色んな情報が手に入り易い事の功罪として「人の怒りの感情を煽る記事」が多く散見されます。
義憤に駆られてしまうことも多い世の中「アンガーマネージメント」という言葉もよく聞くようになりました。
世の中の悪や不条理に「怒り」や「悲しみ」の感情を抱くのはしょうがないことですが必要以上に首を突っ込むと自分自身の体調に返ってきてしまいます。
自分を第一に考えて過ごしていきたいですね。
それでも体調崩したときは
ご予約、ご相談お待ちしています。




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