重力波
- 瑠璃鍼灸院

- 2022年9月14日
- 読了時間: 2分

2015年アメリカとヨーロッパの研究チームによって発表されました。
重力波はアインシュタインが一般相対性理論をもとに存在を予言したもので
『物質が質量を持つことで引き起こされる時空のゆがみによって重力が生じると考える。このため、アインシュタインは時空のゆがみが宇宙の中をさざ波のように広がっていくと考えた』
当時アインシュタインは極めて微弱なこの波をとらえることは難しく観測できるのは先の話になるだろうとも予測していました。
重力波は、重力波が引き起こす天体現象、例えば中性子星やブラックホールが合体する最後の瞬間を観測することによって間接的に、LIGO重力波望遠鏡で直接観測することができます。重力波望遠鏡は他にVirgo干渉計、KAGRA、GEO600、INDIGOがあり観測はこれら二か所以上でされることが理想とされています。
2015年9/14にLIGOにて初めて重力波の可能性のある電波をキャッチできそれを「GW150914」と命名されさらに解析が進められることとなりました。
この重力波の起源天体は
光度距離で 440(+160−180)メガパーセクの距離で発生した。この距離は、重力波信号の振幅をもとに計算されたものであり、14±6億光年、あるいは赤方偏移0.093(+0.030−0.036) (90% 信用区間)に相当する。この距離をもとにすると、重力波は、太陽質量の 35(+5−3)倍と30(+3−4)倍のふたつのブラックホールが合体し62(+4−3)太陽質量のブラックホールが作られたことによって発せられたことがわかった。合体前後の合計質量の差(3.0±0.5太陽質量)は、質量とエネルギーの等価関係から、重力波の形態で放射され散逸したことになる
wikipediaより引用
なるほどわかりません!がなんか凄そうな感じがしますね。
重力波自体は光の速さで伝搬していきます。このWG150914は光の速度で10億年以上の旅を続け地球で検出された、ということになるらしいです。
宇宙の話は規模も大きくそのため直接観測できる範囲も限られるため天文学や物理学、統計学や量子力学なども多用されるため難解に感じることが多いと思います。
しかしそれ以上に夢とロマン的なものが詰まっていると感じます。
宇宙に関する入門書やブラックホールに関する一般向けのものなどはついつい買って読みたくなります。
秋の夜長に「お宇宙」に思いをはせて読書などしてみるのはいかがでしょうか。




コメント