万全な脊柱

では、万全な脊柱を作り出すにはどうするのか。

ココでは3つの手順で紹介してみたいと思います。

準備：姿勢は背臥位いわゆる仰向けの状態から始めましょう。

手のひらを天井に向けた状態をキープ。数分のうちは苦ではないかもしれないが長時間行うとなると、姿勢が崩れている場合はきつくなってくると思います。

1.準備の状態からお尻に力を入れて殿筋を引き絞る。これで前傾した骨盤を若干後傾させることができるので骨盤～腰椎の調整ができる。

仰向けで寝ているということは頭～肩～胸部は自動的にアライメントの調整がなされているので殿筋の収縮を行うことで骨盤のアライメントも調整ができたことになる。👏

殿筋の収縮をしても普段と変わらないと感じる人は骨盤～腰椎に異常なし！

2.腹式呼吸をを行い正しい脊柱姿勢を維持する。

普段の呼吸の仕方は浅い胸式呼吸を行い呼吸していることが多い。浅い胸式呼吸は交感神経優位の状態（臨戦態勢）となりこれが常に脳に対してストレス信号を送り続ける。これを腹式呼吸に替えて副交感神経優位（休息状態）の自然な呼吸パターンを体に思い出させることを目的とします。

先ず、同じく仰向けに。膝を曲げてかかとをお尻に近づける。

両手は重ねておなかの上に置き呼吸を行う。

鼻から吸い込み腹部に空気を取り込みゆっくりと呼吸を行う。息を吸う⇒おなかで手を持ち上げるように意識する。腹式呼吸ができていれば胸部は動かず腹部が持ち上がる。

深呼吸のような深い呼吸ではなくて通常の呼吸を意識する。

3.呼吸と脊柱の安定

1.2を併せて行い。それを通常化させる。

これが一番大変ですけどね。

これで正しい呼吸と姿勢を手に入れよう！