狂犬病とは
- 瑠璃鍼灸院

- 2020年5月23日
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狂犬病は、狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からの侵入、および極め て稀ではあるが、濃厚なウイルスによる気道粘膜感染によって発症する人獣共通感染症である。
世界保健機関(WHO)によると、全世界で毎年3万5,000〜5万人が狂犬病によって死亡している。 狂犬病はアジアでの発生が大部分で、アジア、アフリカでは狂犬病のイヌから多く感染している。また、南米では、吸血コウモリによる家畜の狂犬病が経済的な 被害を及ぼしている。北米およびヨーロッパ等ではヒトの狂犬病は少ないが、アライグマ、スカンク、キツネ、コウモリ等の野生動物の狂犬病を根絶できないでいる。
狂犬病ウイルスは、ラブドウイルス科(Rhabdoviridae)のリッサウイルス(lyssavirus genus)に属している。狂犬病ウイルスおよびその関連ウイルスはリッサウイルスと称され、genotype 1 (狂犬病ウイルス), genotype 2 (Lagos bat virus), genotype 3(Mokola virus), genotype 4 (Duvenhage virus),genotype 5(European bat lyssavirus type 1), genotype 6(European bat lyssavirus type 2), genotype 7(Australian bat lyssavirus )の7つのgenotype に分類されている。Genotype 1がいままでに知られていた狂犬病ウイルスであるが、genotype 2のLagos bat virus 以外のリッサウイルスは、ヒトに狂犬病様の脳炎をおこすことが知られている。これらのウイルスはRNA ウイルスであり、大きさはほぼ75×180 nm で、特徴ある砲弾型の形態をとる
感染から発症までの潜伏期間は咬まれた部位等によってさまざまであるが、一般的には1〜2カ月である。発熱、頭痛、倦怠感、筋 痛、疲労感、食欲不振、悪心・嘔吐、咽頭痛、空咳等の感冒様症状ではじまる。咬傷部位の疼痛やその周辺の知覚異常、筋の攣縮を伴う。脳炎症状は運動過多、 興奮、不安狂躁から始まり、錯乱、幻覚、攻撃性、恐水発作等の筋痙攣を呈し、最終的には昏睡状態から呼吸停止で死にいたる。狂犬病は一度発症すれば、致死 率はほぼ100%である。
ヒトからヒトへの狂犬病の感染例は、狂犬病患者からの角膜移植を除いて報告されていないが、狂犬病を疑われる患者が発生した場合、患者に直接接触する医師、看護師等の医療従事者は接触予防に十分注意を払い、狂犬病と確定された場合には、直ちに暴露後免疫を受ける必要がある
海外、特に東南アジアで狂犬病が疑われるイヌ、ネコおよび野生動物にかまれたり、ひっかかれたりした場合、まず傷口を石鹸と水でよく洗い流し、医療機関 を受診する。狂犬病ワクチンと抗狂犬病ガンマグロブリンを投与する。狂犬病は一旦発症すれば特異的治療法はない。このためできるだけ早期に、ワクチンと抗 狂犬病ガンマグロブリンを投与する必要がある。(国立感染症研究所HPより引用)
COVID-19でもそうであったように
どんな病気でも正しく理解をしていきましょう。
狂犬病は致死率100%などはだいぶセンセーショナルですが
ヒトヒト感染は今のところ報告されていないなど
調べればすぐに確認できるので
これを機に慣習として身につくといいですね。






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