秋は何処へ…
- 瑠璃鍼灸院

- 2021年10月19日
- 読了時間: 2分

ここ2-3日で急に寒くなってきました。体調など崩したりはしていませんでしょうか。
急に温度が下がると体が寒さについていけません。こういう時は温かいものでも飲んで体を心から温めたくなりますね。
身体を内側からも温める方法も色々ありますが
ここは鍼灸師として「お灸」をおすすめしたいと思います。
そもそもお灸は2000年以上前の中国の医学書「黄帝内経」にも記述があるほど歴史のあるものなのです。
そんなお灸に使われる「モグサ」はヨモギの葉からできています。
ヨモギ自体も薬草として止血や虫刺され、服薬としては腹痛、便秘や下痢などにも効果があるとされてきました。また、最近では「よもぎ蒸し」なんていうのも流行っていますね。
そのヨモギの葉の裏には綿毛と呼ばれる白い毛が密生していて、それがモグサの原料となっています。綿毛自体に蝋が含まれているので火をつけて燃やしてもゆっくりと体の内部にまで熱を透すことが可能です。
一昔前、お灸は皮膚に直接載せて燃やしていました、お灸の跡が残るので有痕灸と呼ばれていました。今は極一部でしか行われていないという、あえて火傷を作りそこに薬を塗布し、膿を作り白血球の働きを活発にするという「打膿灸」なんていうのもありました。
今は跡の残らない「無痕灸」が主流です。
熱を感じたら取り除く「知熱灸」や棒状の灸を患部に近づけ輻射熱で温める「棒灸」薬局でも購入でき自分自身でも施灸可能、しかも安全な「台座灸」など色々あります。
いずれも熱がじんわりと体に透っていくので寒い季節にはもってこいです。
冷え性の方はもちろんのこと寒くなると痛みがぶり返すような方にもおすすめです。
是非一度体験していただければと思います。
ご予約ご相談お待ちしております!!




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