肩と頸、そして腕
- 瑠璃鍼灸院

- 2021年6月19日
- 読了時間: 1分

前回は肩について書いてみましたが。肩に近い部位では「頸肩腕」と呼ばれる症状があります。
場所は
首の後ろから首の付け根そして肩上くらいまでです。
この辺りが凝ったような詰まるような感じがします。
そして、腕へのビリビリ感が誘発されるのが大きな特徴です。
原因としては使い過ぎや不良姿勢、運動不足などがありますが
特に「胸郭出口症候群」は著名な原因だと思います。
これは胸郭(胸椎、肋骨、胸骨に囲まれた部分)の出口あたりに障害が生じて神経や血管を圧迫し症状が出る状態をいいます。
更に細かくすると首にある斜角筋が原因である『斜角筋症候群』、肋骨と鎖骨の間で圧迫される『肋鎖症候群』、小胸筋と肩甲骨との間で圧迫される『小胸筋症候群』などとも呼ばれます。
使い過ぎや不良姿勢により筋が過緊張してしまったことによりこのような症状が出現してしまっています。
これも、筋の緊張が主な原因であることから「鍼灸治療」で筋緊張の緩和により症状を軽減することが期待できます。
治療個所は前述した斜角筋症候群なのか小胸筋症候群なのかにより変化しますが
頸部や背部、鎖骨周辺の緊張を解いて圧迫されていた部分を元に戻すことで症状を緩和していきます。
このようなお悩みのある方は是非ご相談ください!!




コメント