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臓腑の病症

  • 執筆者の写真: 瑠璃鍼灸院
    瑠璃鍼灸院
  • 2022年10月29日
  • 読了時間: 2分

病症とはいわゆる「診断名」のことでこれに合わせて東洋医学では治療法などを考えます。


五臓の病症

心の病症


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「心」の主な生理機能は「神を蔵する」「血脈を主る」

⇒心が病むと精神活動(=神)と血液循環に異常が出る

⇒⇒病む原因:内傷、過度の感情が引き起こす

過度の感情とは五臓の「心」である場合「喜」の感情を指します。


精神的なストレスによって神を損なうことで精神面や感情面の異常がみられる。

⇒躁うつ病や意識障害が現れる。

また、五官で心は「舌」に関係があるので

舌の異常=言語障害や味覚障害に現れる。


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A)心気虚

・生まれつきのエネルギー不足や慢性病や老齢に伴う臓器機能の低下によるものが多い

動悸・息切れ・倦怠・自汗

B)心陽虚

・A)の心気虚が長引いたり突然の大病などで心の陽分が失われた状態

動悸・胸痛・畏寒・冷え

C)心血虚

・過度の出血や飲食の摂取不足などで血が不足した状態

動悸・不眠・めまい・健忘

D)心陰虚

・陰分が不足して心の神を主る機能が減退して陽の勢いが強まり熱が出る。

動悸・不眠・五心煩熱

E)心火亢進

・六邪の熱や刺激物の過剰摂取にて起こる。

動悸・胸部の煩熱・不眠/悪化すると狂乱・譫言・意識障害

F)心脈の阻滞

・心陰虚や心陽虚が続き血を動かす能力が低下すると「瘀血」が形成され血行の障害となる

動悸・背部の放散痛・胸悶

 
 
 

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